ニューカッスルでは“シアラー以来”最強のストライカー? 192cmのサイズ、パワー、スピードまで備えたイサクもプレミア得点王候補だ
全てがトップレベルな大型ストライカーに
マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドが今季開幕から6試合で10ゴールを挙げた時、今季もプレミアリーグ得点王はハーランドのものになるかと思われた。 しかし、ハーランドとマンCはその後一気にペースダウン。今ではチームも6位まで順位を落とし、ハーランドの得点数も13ゴールでストップしている。 その間にリヴァプールFWモハメド・サラーが15ゴールまで数字を上げて得点ランク首位に立っており、サラーは有力な得点王候補だ。 そしてもう一人忘れてはならないのが、10ゴールまで数字を伸ばしてきたニューカッスルFWアレクサンダル・イサクだ。イサクは22日に行われたイプスウィッチ・タウン戦でハットトリックを記録。これで4試合連続ゴールで、一気にペースを上げてきた。 英『The Northan Echo』は、イサクをニューカッスルにとってアラン・シアラー以来最高のストライカーと絶賛する。全てを備えたストライカーであり、現在の調子は欧州全体でもトップと言っても大袈裟ではない。 「仮に今後ニューカッスルがギマランイス、ゴードンといった選手を売却するとなれば、大きな穴が空く。しかし、彼らの代わりならば上手く見つかるかもしれない。イサクの場合は違う。たとえ彼が1億ポンド以上で売却されたとしても、どうやって彼の代わりを見つけるのか。現在のイサクはヨーロッパ全体で最も好調なストライカーの1人だ。ゴール前での決定力、卓越したテクニック、細身の体格からは想像もつかないパワーと、全てを備えている」 「今季ニューカッスルが欧州カップ戦出場権を獲得できない場合、イサクの将来は来夏さらに議論されるに違いない。彼はシアラー以来ニューカッスル最高のストライカーだ。それは議論の余地がない」 ハーランドとはタイプが異なるが、イサクも192cmとサイズのあるFWだ。そのサイズがありながら機動力にも優れ、ドリブル突破も得意としている。ハーランドとは異なる脅威があり、イサクがここから数字を上げて得点王を獲得するシナリオもゼロではないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部
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