具だくさんの猪汁用意 秋の味覚楽しむ「フェア」 枝豆や栗なども販売/兵庫・丹波篠山市
秋の味覚を楽しむ兵庫県丹波篠山市西紀北地区の「味覚フェア 楽市楽座」(草山郷づくり協議会、実行委員会主催)が、13日午前10時半から草山温泉やまもりの湯駐車場(同市遠方)で開かれる。丹波黒枝豆を中心に丹波篠山の特産を販売するほか、具だくさんの猪汁「にしき鍋」は過去最多の400食分を用意し、来場を歓迎する。 呼び物のにしき鍋は、猪肉や野菜などがたっぷり。11時半から1杯500円で提供する。昨年までは100食を用意していたが、早々に売り切れになっていた。 西紀北地区の4集落(本郷、遠方、桑原、川阪)がそれぞれテントを出し、地元産の黒枝豆や丹波栗、新米などを直売する。黒枝豆は1束(1・1キロ)1200円。ゆがいた枝豆も販売する。 豪華賞品が当たるラッキードロー(くじ)は、1枚300円でくじを販売。午前11時50分、午後3時の2回、抽選があり、特賞の丹波篠山牛1万円分商品券のほか、協賛店舗での食事券などが当たる。ステージイベントもある。 神戸大の学生も企画部会のメンバーに参画した。実行委員会の森口繁一委員長(76)は、「草山の特産を多くの人に知っていただき、にぎやかなイベントになれば」と期待。草山郷づくり協議会の山崎義博会長(73)は、「実行委員会がチームワークを発揮し、地域とお客さまがつながり、集い、楽しむイベントになれば」と話している。
丹波新聞社