NBAコミッショナーのアダム・シルバー[写真]=Getty Images

　7月25日（現地時間24日）。NBAは、2025－26から2035－36までの11シーズンの新たな放映権に関して発表した。『The Walt Disney Company』（ディズニー）とのパートナーシップ契約を更新し、『NBCUniversal（NBCU）』、『Amazon Prime Video』（アマゾン・プライム・ビデオ）とは新規契約となった。 　この発表によって、NBAは2025－26シーズンから『ABC/ESPN』、『NBC/Peacock』、『Prime Video』で試合が放送される。現行契約で15試合以上だったレギュラーシーズンのテレビ中継は、2035－36までの11シーズンで約75試合に増えることとなる。 　ディズニー、NBCU、アマゾン・プライム・ビデオは、WNBAでも多くの試合を中継する権利を獲得した。今後は試合放送やケーブル放送、ストリーミング配信でWNBAの展開を広げていくことが予想されている。 　放映権に関しては先週のリーグ理事会で承認され、期間中の11年間で760億ドル（約11兆5520億円）をもたらすと『ESPN』が報じている。 　その一方、『NBA on TNT』で親しまれた『Warner Bros. Discovery』が外れたことで、約40年間に渡って続いたNBA放映が2024－25シーズンで終了することになった。