横浜・南区の京急線沿線で火事、11時間半運転見合わせ15万人影響 踏切警報機や架線の一部も焼く
4日午前2時35分ごろ、横浜市南区南太田2丁目、無職の男性(77)方で、炎と煙が出ているのを近くの住民が発見し、110番通報した。木造2階建ての住宅と車庫計約175平方メートルを全焼し、隣の住宅を焼いた。けが人はなかった。 【写真で見る】京急線沿線で火事 鉄道関連設備の復旧を急ぐ作業員 現場は京急線南太田─井土ケ谷間の線路に隣接しており、踏切警報機や架線の一部も焼損した。京急電鉄によると、影響で横浜─上大岡間が約11時間半にわたり運転を見合わせるなどダイヤが乱れ、上下線で計304本が運休、約15万人に影響した。 南署によると、男性は2人暮らし。出火当時は家にいたが、すぐに避難したという。 近所の男性は「『バーン』という爆発音で目が覚めた。玄関のドアを開けたら、出火した家のガレージの辺りから火が上がっていたため避難した」と驚いた様子だった。
神奈川新聞社