ブライトン加入発表から2日、新戦力オライリーが開始9分で負傷交代…指揮官「こんなタックルはあり得ない」
今夏、ブライトンに加入したMFマット・オライリーが出場わずか9分で負傷交代するアクシデントに見舞われた。 【写真】「ものすごいメンツ」…リバプール豪華3選手に囲まれたMF長野風花 00年11月21日生まれの23歳は、26日にセルティックからブライトンへの移籍が発表されたばかり。移籍金はスコットランド史上最高額の2500万ポンド+ボーナス500万ポンドの総額3000万ポンド(約57億円)となるようで、5年の長期契約とクラブの大きな期待を背負って加入した。 そして、加入発表から2日後の28日、カラバオ杯2回戦クローリー・タウン(3部)戦で新天地デビューを先発で飾った。しかし、試合開始早々の前半6分、相手選手のスライディングを受けて負傷。一度は立ち上がったものの、ピッチ上に座り込んでメディカルチームのチェックを受けると、スタッフの肩を借りて足を引きずりながらベンチへと下がった。 地元紙『Sussex World』や英『BBC』によると、ファビアン・ヒュルツェラー監督は「タックルした選手はこのファウルでイエローカードをもらわなかったが、レッドカードをもらうべきだった。ハードにプレーするのは構わないが、選手を負傷させるリスクを冒すべきではない。こんなタックルはあり得ない」と苦言。そして、オライリーの状況について、「マットが見た目ほどひどい怪我ではないことを願うよ。検査を待たなければならないが、彼は足首に体重をかけることができない。良くないようだ」と説明している。 なお、試合はブライトンが4-0の勝利。MF三笘薫はベンチ外となっている。