自宅に突然、警察が。実はフードデリバリーの代理だった。理由は「配達員が逮捕されたため」(アメリカ)
米アリゾナ州在住の男性が撮影した動画が、話題を呼んでいます。1時間前に注文した出前が届かず、諦めかけたそのとき、玄関に登場したのは、警察でした。動画は、TikTokで240万回以上再生されています。【Kaito Takashima / BuzzFeed Japan】 【動画はこちら】ほっこり♡ 警察が出前を配達する様子
フードデリバリーサービス「DoorDash」で出前を注文した、投稿者のウェイデン・カーンさん。
注文から1時間近く待たされ、料理は届かないだろうと思った矢先、玄関をノックする音が聞こえたそう。ドアを開けると、そこにいたのは警察官でした。
カーンさんは、投稿のキャプションに「配達員が逮捕されたので、警察が料理を届けてくれた」とつづっています。
カーンさんは地元メディアの取材に応じ、当時の状況を振り返りました。
「窓の外を見たら、パトカーが2台停まっていました。3人の警官が、急いで車から出てきたんで、『何事だ!?』と思いました」
「(配達に来てくれて)とてもうれしかったです。警察のすばらしい一面を垣間見ることができましたし…。警官に感謝のハグをしたくなりました」
逮捕された配達員に代わって、食べ物を届けたエリック・ディラード巡査は当時の状況をこう振り返ります。
「配達員が逮捕時、注文した料理を返すか、別の配達員に頼んで再配送することになると言ったんです」
「それで、自分で配達することにしたんです。『注文した市民も、配達員も、両者がハッピーになればいいじゃないか』と思ってね」
動画のコメント欄には、「マジでおかしすぎる(笑)」「警察官をわざわざお見送りするのが(笑)」「私も同じような経験した。警察官がやさしすぎた」など、さまざまな反応が寄せられています。