英ケンジントン宮殿の草刈りは馬にお任せ 持続可能な伝統手法
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【10月5日 AFP】英国のウィリアム皇太子(Prince William)一家らが暮らすケンジントン宮殿(Kensington Palace)では、庭園の草刈りを馬2頭が担当している。 シャイヤー種の馬「ジョージ」と「アーサー」は、1930年代製とみられる草刈り機をけん引しながら、ゆっくりと庭園の野草を刈っていく。 ケンジントン宮殿では馬による草刈りが伝統的に行われているが、その最大の利点について、御者の責任者であるエドワード・マクドウェル(Edward MacDowell)氏は「土を圧縮しないこと」を挙げている。 マクドウェル氏は取材に対し「ケンジントン宮殿の庭園は野草が生えている草地であるため、地面の下にあるものをすべて維持する必要がある。小さな虫たちは地面で活動しているが、重いトラクターを走らせると、土が押しつぶされて圧縮される。馬の体重は1頭あたり1トンもあるが、土を圧縮することはない」と話した。 映像は9月24日撮影。(c)AFPBB News