オリックス・バファローズ・漆原大晟(C)産経新聞社

12月9日、2023年度の現役ドラフトが行われ、日本野球機構（NPB）が公式ウェブサイトで結果を発表した。 日本シリーズを制した阪神タイガースは、第1巡目でオリックス・バファローズの漆原大晟投手を指名。漆原は新潟明訓高から新潟医療福祉大を経て、2018年育成選手ドラフト1位で入団した右腕投手。2年目の開幕前に支配下登録を掴み、通算72試合に登板、2勝2敗、10ホールド、12セーブ、防御率3.14の成績を残している。 パ・リーグ3連覇を達成したオリックスは、中日ドラゴンズの鈴木博志投手を指名。鈴木は磐田東高からヤマハを経て、2017年ドラフト1位で入団。6年間で通算114試合に登板、7勝11敗、15ホールド、18セーブ、防御率4.91の成績を残した。 また横浜DeNAベイスターズが千葉ロッテマリーンズの佐々木千隼投手を、読売ジャイアンツが阪神タイガースの馬場皐輔投手を指名するなど、3人のドラフト1位選手が移籍することとなった。 第2巡目は実施されなかった。 12球団の指名選手は以下の通り。 阪神タイガース：漆原大晟（投手／オリックス・バファローズ） 広島東洋カープ：内間拓馬（投手／東北楽天ゴールデンイーグルス） 横浜DeNAベイスターズ：佐々木千隼（投手／千葉ロッテマリーンズ） 読売ジャイアンツ：馬場皐輔（投手／阪神タイガース） 東京ヤクルトスワローズ：北村拓己（内野手／読売ジャイアンツ） 中日ドラゴンズ：梅野雄吾（投手／東京ヤクルトスワローズ） オリックス・バファローズ：鈴木博志（投手／中日ドラゴンズ） 千葉ロッテマリーンズ：愛斗（外野手／埼玉西武ライオンズ） 福岡ソフトバンクホークス：長谷川威展（投手／北海道日本ハムファイターズ） 東北楽天ゴールデンイーグルス：櫻井周斗（投手／横浜DeNAベイスターズ） 埼玉西武ライオンズ：中村祐太（投手／広島東洋カープ） 北海道日本ハムファイターズ：水谷瞬（外野手／福岡ソフトバンクホークス）