ライブ中にいじめ告発&中指立て脱退した元アイドル・onodela「家賃70万円。ニューヨーク暮らし」逆転人生を語る
中指を立ていじめ告発!ステージ上での脱退騒動の裏側
当時好きだったアニメ「ポプテピピック」をもじり「小野寺ポプコ」という名前で夢への第1歩を踏み出したonodela。しかし、その夢はわずか1カ月で打ち砕かれることに。 onodela:ライブが始まる5分前に社長に出なくていいと言われました。あとは「これからも君いなくていいよ」と言われて。 4人組のグループの中で、onodelaだけがライブ出演禁止に。そして、自分以外のメンバーが立っているステージにあがり大胆な行動をとったのだ。 onodela:どうしたらいいか分からなくなって、本当に何も考えていなくて、気づいたらステージの上にいました。ライブが始まって、とりあえず歌っている時に話しにはいけないなって思って。歌い終わった段階でその3人のメンバーがMCしている時に、すごく伝えたいと思って、最初はマイクを持って話してたんですけど、途中でスタッフに音を切られて。それからマイクなしで話してたんですけど、観客は何が起こっているかわからなくて、ただ見ていた感じでした。メンバーの中には、ずっと笑っている子もいました。 (言った後は)スタッフにいろいろ言われるのが怖くて、急いで家に帰りました。バスに乗った時も「スタッフに後をつけられているかな」ってすごく心配していました。 もともと3人グループだったので、私は後から入って最初から壁はありました。3人は高校生で自分は大学生だったので、少し歳が離れていたのもあって、プライベートで仲良くなることはできませんでした。自分はグループに入れなくてだんだん気持ちがずれていきました。
グループ脱退後はアメリカの名門校に進学
この時の様子を捉えた動画がSNS上で大きな反響を呼び、話題の人となったonodelaさん。そして、グループを脱退後は早稲田大学を卒業し、アメリカの名門校「カリフォルニア大学バークレー校Haasビジネススクール」に進学した。 onodela:大学2年生の時に1年間シアトルに交換留学しに行ったんです。その時の経験がすごく良かったので、またアメリカで学びたいなという思いはありました。私の専攻は金融工学という専攻でアメリカでの研究が一番進んでいてだから、そこに目指したのも一つの理由です。金融工学というのは、統計学やプログラミング技術などを使って、株価などの金融資産の価格を測定したり予測したりする学問です。 もともと、話せなかった英語も現地で過ごすうちに身につき、卒業式では学生代表として、スピーチを行った。 onodela:自分のプログラムに対する感謝の気持ちを伝えたかったというのもありました。あと、やはりすごく光栄なことなので、もし選ばれたら絶対にやりたいなと思ってプログラムに応募しました。(アメリカのいいところは)緩くて、オフの日はすっぴん&Tシャツとかで外に出ても全然大丈夫なので、自分は普段人目を気にしちゃうタイプなのでそこは助かりました。