写真左から、中間淳太さん、神山智洋さん、藤井流星さん、重岡大毅さん、濵田崇裕さん、小瀧望さん、桐山照史さん

人気アイドルグループWEST.のデビュー10周年を記念した特別公演「WEST. 10TH Anniversary 大阪松竹座公演」が2024年12月15日より開幕。大阪・松竹座での有観客公演は、「なにわともあれ、ほんまにありがとう！」(2014年4月～5月) 以来実に10年7カ月ぶり。この記念すべき公演に先立ち、同日にゲネプロと囲み取材が行われた。 【画像】ゲネプロではお芝居、歌と多彩な顔を披露 公演では、笑いの要素をたっぷりと詰め込んだ WEST.らしさ満載のお芝居、大人の色気溢れるダンスナンバーから魅力が最大限に引き出されたSHOW TIME、トークなどが披露される。 ゲネプロのお芝居パートでは、大阪を舞台に、業界トップに躍り出たある建設会社の秘密を探るため、特命業務を任された2つのライバル建設会社のクセの強い社員たちが奮闘する物語が展開。案の定うまくいくはずもなく、物語はあらぬ方向へ…。7人が織りなすシチュエーションコメディは冒頭から爆笑の連続だった。SHOW TIMEパートでは、趣向をがらりと変え、華やかなセットをバックに楽曲が持つ魅惑的な世界へ。アコースティックライブ風の演出や、手持ちカメラでメンバー同士が撮影し合うなど、さまざまな方法で舞台を彩った。 囲み取材では、メンバーがそれぞれ松竹座への思い入れを語った。中間淳太さんは「WEST.としては、有観客では10年たっての松竹座なので、ここに帰ってきたな、という気持ちでいっぱいです」と感慨深い様子。濵田崇裕さんは「松竹座はシンプルに懐かしいです。場内のちょうちんとか3階席ってこんなに近かったっけ？とか…すごく懐かしい」と目を細めた。 小瀧望さんは「人生初のステージという意味でもここは特別な場所ですね。エモーショナルな気持ちでいます」と語り、神山智洋さんも「松竹座は僕たち7人の青春が詰まったところです」と、この場所への特別な思いを明かした。 桐山照史さんは「僕と濵田は、公開オーディションも松竹座でした。そこからずっと松竹座に育てていただいて、今回WEST.としても思い入れのある舞台に帰ってこられました」と語り、さらに「去年『キャメロット』の舞台で松竹座に立ったんですが、その時は一人でしたから。松竹座のスタッフさんから"7人での公演、待ってるからね"と声をかけていただいてました」と、7人そろっての公演実現への喜びを語った。 今年10年目を迎え、どういう年だったかという質問に、藤井流星さんは「7人でよかったな、と再認識させてくれる年でしたね」と答え、小瀧さんは「お客様とも過ごすことができた1年。達成感があります」と振り返る。神山さんは「今年は10周年で、『充』周年にしよう、と目標立てたよね。よき充周年でした」と、充実した1年だったことを語った。 公演の見どころについて聞かれると、濵田さんは「映画館でみるんやったら、松竹座のお客さんと違う目線で、アップで見て、細かい芝居や細かいボケを見てもらって！」とライブビューイングならではの楽しみ方を提案。さらに「ネタバレになっちゃうとね…開始25分くらいのところ？」と話すと、小瀧さんが「濵ちゃんの出るところな！」とツッコミを入れる場面もあり、メンバー間の仲の良さが伝わってきた。 最後に重岡大毅さんが「10周年を迎え、最後に松竹座でアニバーサリー公演をさせていただきます。いつも応援をありがとうございます！WEST.最高です！今後ともよろしくお願いいたします」とファンへの感謝の言葉を述べた。 今回の公演は、チケットが即完売し、プラチナチケットとなる大人気ぶり。そこで、2024年12月24日(火)と25日(水)の計4公演は、全国233館の映画館でライブビューイングが実施される。さらに、ライブビューイング来場者には、数量限定で特製ポストカードがプレゼントされるという特典も！ 映画館の大スクリーンで、WEST.の10周年記念公演を楽しめるこの機会。メンバーたちの成長した姿や、息の合ったパフォーマンス、そして松竹座という特別な場所での熱いステージを、ぜひ体感してみてはいかがだろう。