ブラックロックの「iシェアーズETF」シリーズにインド株「Nifty50」に連動するETFを追加
また、米国「S&P500」や日本の「TOPIX」など、個別国のインデックスを保有されている方には、地域分散は分散投資の基本のひとつですから、インド株を分散投資先としてご検討いただきたいと思います。「iシェアーズ S&P500 米国株ETF」(銘柄コード:1655)は信託報酬が年0.066%(税込み)と非常に低くなっています。低コストで分散投資ができることは大きなメリットだと思います。
資産クラスの分散という点では、「iシェアーズ 米国総合債券ETF」(銘柄コード:2256)のベンチマークである米国総合債券指数(円ベース)とNifty50(円建て)は、過去20年で相関がほぼゼロでした。インド株のボラティリティの大きさを緩和するという点でも米国債券指数に連動する「iシェアーズ 米国総合債券ETF」との組み合わせは相性が良いといえます。
さらに、分散投資の観点では、新興国の高い経済成長を狙うインド株ETFに合わせて、先進国の高い配当利回りを組み合わせるという考え方もできます。「iシェアーズ 米国高配当株ETF」(銘柄コード:2013)や「iシェアーズ 米国連続増配株ETF」(銘柄コード:2014)などを組み合わせると、値上がり益であるキャピタルゲインと配当によるインカムゲインの両方を同時に狙うというポートフォリオも可能です。このように、自由に組み合わせて使う資産形成の部品としてETFの活用をご検討いただきたいと思います。
ウエルスアドバイザー