【シンガポール】アスエネ、再エネ証書プロバイダーと提携
企業の脱炭素の取り組みを支援するアスエネ(東京都港区)は21日、シンガポール法人のアスエネAPACを通じ、「再生可能エネルギー証書(REC)」(グリーン電力証書)の取引プラットフォームを運営するリデックス(REDEX)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。顧客企業の脱炭素経営を包括的に支援する。 アスエネは二酸化炭素(CO2)排出量の見える化、削減、報告ができるクラウドサービス「アスエネ」を展開。アスエネAPACは同サービスを、シンガポールを中心に提供している。 リデックスとの提携でシンガポール企業のCO2排出量の見える化と削減をワンストップで支援。温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現を推進させたい考えだ。 シンガポールでは2025年から全ての上場企業に気候変動関連の報告が義務付けられ、炭素税も大幅な増税が決まっており、使用電力の100%をグリーン電力とする「RE100」への参加企業が増加している。ただ再生可能エネルギーは高価で供給量も限られているため、東南アジア他国からの再生可能エネルギー証書の購入と利用が推奨されている。