このまま売るの!? まるでコンセプトカーな英国製スポーツEV「SKYE」、内装を初公開
英国のデザインおよびエンジニアリング企業のCALLUMは、高性能な全輪駆動マルチテレーンEV『SKYE』のインテリアを公開した。 まるでコンセプトカーな英国製スポーツEV「SKYE」 CALLUM SKYEは、パフォーマンスと洗練された上質さを両立させた2+2シートの密閉型キャビンを特徴としており、同カテゴリーの競合他社との差別化を図っている。頑強な性能と機能性に加え、洗練されたデザイン、厳選された高級素材、上質な仕上げを組み合わせることで、実用性と贅沢さの最適なバランスを実現している。 インテリアの特徴的なデザイン要素として、車両の前後を貫く水平バーグラフィックが挙げられる。ドアを二分する形で配置されており、デザインチームはこの強烈な視覚効果をインテリアにも取り入れている。コンパクトなキャビン内を一周する明るいシルバーのプレミアムメタリック仕上げと、センターコンソールやステアリングホイールのマッチングアクセントが特徴的だ。 シートには、Bridge of Weirレザーの「Arctic Pearl」ホワイトセミアニリン仕上げが施されており、CALLUMのシグネチャーである「ビタミン」オレンジのアクセントが映える。ドアカード、センターコンソール、グローブボックスには、CALLUMの特徴的な「デコンストラクテッド・タータン」がデジタルプリントされている。 CALLUM SKYEは、同社初の自社設計・開発車両だ。オンロードとオフロードの両方で、高い性能と洗練されたスタイルを提供することを目指している。 全長4047mm、全幅1900mm、車重1150kgのこの電気自動車は、42kWhバッテリーを搭載し、予想航続距離は約270kmとなっている。0-96km/h加速は4秒以下と、スポーツカー並みの性能を実現している。 CALLUMは、主にオンロード走行を想定した「ダイナミック」仕様と、より過酷な地形や用途に対応した「ケイパブル」オフロード仕様の2種類を用意している。耐久性の高いインテリアを特徴とする「ケイパブル」仕様は、2025年に公開される予定だ。
レスポンス 森脇稔