全国で最も多くTVerを利用したのは宮崎県…年間番組検索数から“倍速再生”の世代割合まで明らかに「数字で見るTVer」が公開
民放各局が制作した安心・安全なテレビコンテンツを、完全無料で楽しむことができる国内最大級の動画配信サービス「TVer(ティーバー)」。この度、2024年の利用状況や利用動向を数字で振り返る「数字で見るTVer」が公開された。 【写真】1人あたりの平均再生時間が長い上位10県が明らかに…1位は宮崎県 ■番組検索数はTBSテレビ「水曜日のダウンタウン」がトップに 2024年1月1日から10月31日におけるTVerでの番組検索数(※1)は、TBSテレビ「水曜日のダウンタウン」(381万件)が最も多い結果となった。また、上位10番組のうち、9番組がバラエティ番組という結果に。 6位のフジテレビ「海のはじまり」はドラマの第1話におけるTVer再生数の歴代最高記録(※2)を更新するなど話題を集め、ドラマで唯一ランクインした。 ※1:2024年1月1日~10月31日における、TVer単体のサジェスト機能を使用して表示された番組の検索数(TVer社調べ) ※2:TVerで配信した全ドラマの第1話における配信開始後8日間再生数の歴代最高記録(計測期間:2024年7月1日~7月8日、TVerにおけるVODのみの番組動画再生数、ビデオリサーチにて算出) ■日別のリアルタイム配信・ライブ配信の再生数は1月1日が最多 2024年におけるリアルタイム配信・ライブ配信の再生数(※3)は、ニュース速報やスポーツコンテンツといった世間からの関心が高い番組の配信と連動して増加。 日別にみると、能登半島地震に関するニュース速報の配信を行った1月1日の再生数が最も多くなり、10月26日に行われた衆議院議員総選挙では、リアルタイム配信や「24時間ニュースライブ」で選挙結果を配信し多くの人々が視聴した。 パリ2024オリンピック(TM)をはじめ、「サッカーFIFAワールドカップ2026アジア最終予選」や「SMBC日本シリーズ2024」などのスポーツライブ配信時にも再生数が増加しており、多くの人々が熱戦に注目した。 ※3:2024年1月1日~10月31日における、TVer単体のリアルタイム配信・追っかけ再生およびSPLIVEを合計した全デバイスでの動画再生数(ビデオリサーチにて算出) ■「倍速再生」は女性ティーン層の利用が顕著に TVerのスマートフォンアプリにおいてアプリ起動後すぐに「マイページ」への遷移する割合(※4)は全体の24%となり、「お気に入り」や「あとでみる」などの機能を活用している様子がうかがえる。 一方、各番組の再生画面への遷移が22%、番組ページへの遷移が9%であることから、ホーム画面上で視聴したい番組や気になる番組を見つけるユーザーも多数いることがわかる。 倍速再生の利用率では、性年代別の傾向の違いが表れており、特にFT層(15~19歳女性)の倍速再生利用率は全世代平均(※5)と比較して1.3倍と、若年女性に多く利用されている傾向があった。 ※4:2024年1月1日~10月31日における、TVer単体のスマートフォンアプリ起動後の遷移数の割合(TVer社調べ) ※5:2024年1月1日~10月31日における、TVer単体の倍速再生使用率について全世代平均を100とした場合の性年代別の比較(TVer社調べ) ■都道府県別の利用動向では、1人あたりの再生数、再生時間ともに宮崎県が1位 2024年1月1日から10月31日の集計期間中、1人(※6)あたりの平均再生数(※7)は宮崎県が128回と最も多くなった。再生数が最も少なかった都道府県は茨城県の82回で、トップの宮崎県と40回以上も差がある結果に。 宮崎県や福井県など、クロスネット局のある県が平均再生数、平均再生時間ともに上位となる傾向があり、居住地域の放送では見られない番組もTVerで視聴している様子がうかがえる。 ※6:1ユニークブラウザを1人とする。 ※7:2024年1月1日~10月31日における、TVer単体のVOD・リアルタイム配信・追っかけ再生およびSPLIVEを合計した全デバイスでの1ユニークブラウザあたりの平均動画再生数(ビデオリサーチにて算出) ■【番外編】X上での「TVer」を含む投稿数は2,390万件に 2024年1月1日から10月31日における、X上での「TVer」を含んだ投稿数(※8)は約2,390万件となった。 ユーザーや番組公式アカウント、出演者などたくさんの人々が番組の感想や配信情報を投稿したことで、2,300万件を超える投稿数を記録した。 ※8:2024年1月1日~10月31日における、「X」上の「TVer」投稿数(Meltwaterにて集計)