<海に眠るダイヤモンド>「いづみは誰なのか」考察合戦に終止符? 「意外と待たせることなくわかるかもしれません!」 塚原あゆ子監督語る
◇第4話「台本を読んだだけで胸にグッとくるものがあった」
第4話の大きなポイントである「幼なじみたちの確執」が明かされていくことについては、演じている杉咲さんと土屋さんとの再タッグに「朝子が何を思っていて、百合子が何を抱えて生きてきたか。2人とも以前ご一緒したときよりも各段にパワーアップされていて、台本を深く読み込まれているんだなと感じます。毎シーン一緒に一生懸命作っています」と力強く語る。
第4話の脚本を読んで、「台本を読んだだけで胸にグッとくるものがありました。これが映像になったとき、わかりやすく、心に伝わるようにしたいなと」と感じたといい、「日曜日にご家族で見ていただきたい作品に仕上がっていると思います」と自信をのぞかせた。
最後に、「これまで見てくださった方も、途中の回が抜けてしまった方も4話から楽しんでいただけるはず。昔の活気と現代の悩みという対比がありますが、いづみがどんな人生を送ってきたか、どんなものを抱えているのかを自身が語ることで、その歴史というのはつながっているとわかる展開になっています。いづみさんの中に降り積もっている愛と友情と大きな事件をぜひドラマを通して一緒に体感していただきたいです」と呼びかけた。
長崎で8月を過ごすそれぞれが心に抱く思いや、幼なじみたちの確執が少しずつひも解かれていく第4話。また、それ以降の展開から目が離せない。