定年後は「働かず」穏やかに暮らしたいですが、周りに働き続ける人が多く不安です。定年後に働かないのは「少数派」なのでしょうか?
定年後の働き方で注意したいこと
定年後、働かずに過ごすと、自由に使える時間が増えるメリットがあります。しかし、定年後に仕事を辞めて過ごしていると、現役時代と比べて運動量が減り、人との交流も少なくなりがちです。人とコミュニケーションを取る機会が減ると、ふさぎ込みやすくなる人もおり、うつ病や認知症のリスクが高まるといわれています。 また、働いていた時とは違い、収入が入ってこないため、年金と貯金を切り崩して生活することになります。寿命が伸びている現在、形成した資産を切り崩しながら生活していくことを不安に感じてしまう人もいるでしょう。 定年後も働き続けることで、体の健康やメンタル面、定年後の収入などに関する不安が減る可能性があります。収入面を安定させたり人とのつながりを持ち続けたりしたいと考えている方は、定年後も働き続ける選択肢を取るのも一つの手段です。
定年後の働き方は将来の資産を考えて決めよう
定年後、そのまま仕事を続ける人もいれば、退職して働かずに余生を過ごす人もいます。仕事を辞めて暮らしたいと考えている方は、収入と支出のバランスを事前に確認し、不足する分の資産を準備しておくことが大切です。 定年後も働き続けることは、収入面の安定だけではなく、健康面や人とのつながりにおけるメリットもあります。定年後どのように過ごしたいのか考え、自分にあった暮らし方を選択できるようにしましょう。 出典 ディップ株式会社 定年後の就業意向・就業実態調査 内閣府 1 就業・所得|令和4年版高齢社会白書(全体版) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部