今季まで川崎Fを率いた鬼木達氏が来季鹿島の監督に就任!「選手としてキャリアをスタートさせた…」 今季途中就任の中後雅喜前監督はコーチに | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】鹿島アントラーズは12月12日、鬼木達氏の来季監督就任が決定したことをクラブ公式サイト上で発表した。 鬼木氏が鹿島の指揮官に就任する。 鹿島のクラブ公式サイトは「鬼木 達氏が、2025年シーズンよりトップチームの監督に就任することが決まりましたので、お知らせいたします」と発表。同サイトには、次のように鬼木氏のコメントが掲載されている。 「来季から監督としてお世話になります鬼木達です。よろしくお願いします。1993年、Jリーグ元年にプロサッカー選手として自分のキャリアをスタートさせていただいた鹿島アントラーズで、監督としてまたファン・サポーターの皆さんと一緒に戦えることを大変うれしく思います。選手がサッカーを楽しみ、観ている人にも楽しんでもらう。その先に必ず勝利があると信じて、戦っていきたいと思います。タイトル獲得のためには、クラブに関わるすべての人の力が必要です。自分はアントラーズの一員として全力で戦います。ぜひ、皆さんの力を貸してください。必ずタイトル獲りましょう!」 1974年4月20日生まれの鬼木氏は、現在50歳。千葉県船橋市出身で、現役時代は鹿島や川崎フロンターレでプレーした。2006年に現役引退した後は指導者に転身。2007年には川崎Fの育成・普及部コーチ 兼U-12コーチに就任し、2017年から同クラブの監督を務めた。川崎FではJ1リーグ制覇4回(2017年、2018年、2020年、2021年)、JリーグYBCルヴァンカップ優勝1回(2019年)、天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会優勝2回(2020年、2023年)と、8シーズンで7つのタイトル獲得を成し遂げた。 なお、鹿島のクラブ公式サイトは、鬼木氏の監督就任に伴い、今季途中に就任した中後雅喜前監督がコーチに就任したことも発表。中後前監督は「来シーズンもチームの勝利のために全力を尽くすことに変わりはありません。コーチとして監督をしっかりサポートし、来シーズンこそはタイトル獲得できるよう、アントラーズファミリーで戦っていきましょう」とコメントしている。さらに、本山雅志コーチはアカデミースカウト兼任から同業務専任に。本山コーチは「コーチとしては約2カ月という期間でしたが、選手たちが最後の6試合を負けずに戦い抜き、ピッチで示したパフォーマンスは次につながるものだったと思います。来シーズンからはまたアカデミースカウトに専念し、クラブに貢献できるよう頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」とコメントした。