【独自】大阪府が「お米クーポン」使用期限1ヵ月延長へ 府民の悲鳴に緊急対応 18歳以下の子どもたちに米や食料品配布
大阪府は、府内のお米の供給不足をうけて、18歳以下の子どもたちへ米や食料品などを配布するクーポンの使用期限を1ヵ月延長する方針を決めました。 大阪府は26日、府内のスーパーや小売店などに対して抽出調査をしたところ、8割の店舗でお米の品切れが発生していると明らかにしました。 府民からも「お米がどこに行ってもない」などの声が届いていて、府議会の大阪維新の会、自民党、公明党からも緊急対応の要望が提出されています。 関係者によりますと、こうした状況をうけ、府は子育て世帯への「お米ペイ(お米クーポン)」の使用期限を10月末から1カ月後の11月末に延長することを決めました。 申し込み期限は9月2日で、申請率は現在約8割にのぼっているということです。 また、大阪府は農水省に対し、政府備蓄米を小売店に流通するように要望を出していて、吉村知事は27日、「需給は逼迫している。米価格に影響を与えたらダメだから備蓄米はそのまま倉庫に眠らせておくという判断は違うと思う」と述べていました。
ABCテレビ