阪急宝塚駅にAI案内端末、乗り換え案内や運賃・運行情報提供
阪急電鉄は5日、乗客への案内サービス充実を目指し、阪急宝塚駅(兵庫県宝塚市)で生成AI(人工知能)を搭載した案内端末を設置する実証実験を始めた。 阪急が導入するのはIT企業「ティファナ・ドットコム」(東京都)が開発した「AIさくらさん」。専用の端末で乗り換えや運賃、運行情報などを画面と音声で案内する。
タッチパネルと音声で入力された質問に、AIが回答をつくり、駅員の格好をしたキャラクターが答える。日本語のほか、英語、中国語、韓国語に対応する。来年4月まで同駅で2台を運用し、効果や課題を検証する。 阪急は2021年から、TOPPANが開発したAI「ぼっとふれんずビジョン」の実証実験も行っている。