連日、冬の寒さが続いていますが、仙台市泉区のスキー場では１２月１７日から、今シーズンの本格的な営業を始めました。 堤勇高アナウンサー 「午前９時のスプリングバレー仙台泉スキー場です。きょうは良く晴れて比較的温かいんですが、そんな中みなさん今シーズンの初滑り楽しんでいます」 １２月１７日から今シーズンの本格的な営業を始めた「スプリングバレー仙台泉スキー場」。昨シーズンは記録的な暖冬と雪不足に悩まされましたが、今シーズンはここまで順調に雪が降り、予定通りの日程で正式オープンの日を迎えました。 自然相手とはいえ、予定通りに進むのは実に４年ぶり。１７日は午前中だけで約２５０人が訪れたということです。 現在の積雪は山頂付近で約４０センチで、全部で１２コースあるうち、１７日の段階で滑れるのは２つだけですが、残りのコースも年末にはオープンできる見込みだそうです。 訪れた人 「去年が雪少なすぎたんで、今年は最初に雪がちゃんとあって良かった」 「ちょうど硬くもなく軟らかすぎず、滑るにはちょうどいいかなと思います」 「去年、スプリングバレーはコースが全部は開かなかった。今年は全コース開いてほしい。行きたい」 去年までの雪不足に加え、燃料費の高騰などにより施設の維持管理も厳しくなる中、スキー場としても今シーズンのゲレンデには期待しています。 スプリングバレー仙台泉スキー場 営業課 高橋和孝課長 「例年になく雪の量も多くてゲレンデのコンディションも良いので、一日でも長い時間、お客様に楽しんでいただけるようにスタッフもがんばっていきたい」 雪次第ではありますが、今シーズンの営業は４月上旬までを予定していて、昨シーズンより２万人多い約７万５０００人の来場を目指しています。