営業中の店で消火器を噴きかける…犯人は隣のバー経営者 威力業務妨害と傷害の疑いで逮捕 札幌
札幌・中央警察署は2024年12月18日午後8時35分、威力業務妨害と傷害の疑いで、札幌市中央区に住む飲食店従業員の男(68)を逮捕しました。 男は11月18日午前0時すぎ、札幌市中央区南2条西7丁目にある営業中の飲食店内で消火器を噴霧して業務を妨害し、さらに店舗内から店舗前の歩道上までの間で飲食店経営者の男性(54)の手を消火器のレバーで挟んだり、歩道上に転倒させる暴行を加え、けがさせた疑いがもたれています。 警察によりますと、男と男性は隣同士の飲食店で勤務していて、面識があったということです。 被害にあった男性が、事件から4日後の11月22日午後4時15分ごろ、「隣でバーを経営する男が消火器を持って入ってきて噴霧された。けがもさせられた」と警察に相談し、事件が発覚しました。 男は持参した消火器を噴霧したほか、男性が男から消火器を取り上げようとしたところ、男は消火器のレバーを強く握り続けて男性の手を挟み、さらに男性は男に振り払われて転倒したということです。 男性は指を骨折するなどの重傷です。 警察の調べに対し男は「消火器をまいたのは間違いない。でも、けがをさせるようなことはしていません」と容疑を一部否認していて、警察は動機や余罪を詳しく調べています。