犬に「話しかける」ことのメリットは? 話しかける際にはポイントも|獣医師解説
日常で「愛犬に話しかけている」という飼い主さんは多いのではないかと思います。では、愛犬に話しかけることで、犬にとって何かよい影響はあるのでしょうか。 【写真】おねだりでこちらを「じーっ」と見つめるシー・ズー いぬのきもち獣医師相談室の山口みき先生が解説します。
犬に話しかけることのメリット
普段から愛犬にたくさん話しかけたりしてコミュニケーションを心がけることで、飼い主さんと愛犬の関係をより深くすることができるのではないでしょうか。 ただ、犬は人の会話の内容を理解することは難しいと思います。飼い主さんが話しかけた際に「首をかしげながら聞く」というような愛犬の姿が見られることがあるかと思いますが、これは飼い主さんが自分に注目しながら話すので「何だろう」と気になっているからだと考えられます。 犬は飼い主さんの声のトーンや表情を感じたり、同じ経験を繰り返すことで、学習が進みます。 そのなかで、飼い主さんから「褒められている」「喜んでいる」「叱られている」程度のニュアンスの理解はできるでしょう。
犬に話しかける際のポイント
愛犬に話しかける際は、穏やかに話してあげてください。目線も上からではなく、愛犬に近い高さを心がけるとよいかと思います。 突然大きな声で話しかけたり、低いトーンで話すと犬は怖がってしまうため、そのあたりの配慮もしてあげてくださいね。 (監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・山口みき先生) 取材・文/雨宮カイ ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性がない場合もあります。 ※記事の内容は2024年5月時点の情報です。
いぬのきもちWeb編集室