西村優菜は自己ワースト4戦連続予選落ち 瞳うるませ「よく分からない感じ」
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 2日目(23日)◇セントアンドリュース オールドコース (スコットランド)◇6784yd(パー72) 【画像】こぶしを握る西郷真央 西村優菜が通算6オーバー91位に沈み、自己ワーストの4試合連続予選落ちを喫した。今季メジャー最終戦でも苦しい流れを断ち切ることはできず、瞳をうるませながら「よく分からない感じです…」と苦笑いで首を振った。
6オーバー116位と出遅れ、巻き返し必須の2日目は早朝のスタート。「伸ばさなきゃいけない状況だった」と話すように、降っていた冷たい雨も徐々に上がり、途中までは風も比較的穏やかなコンディションでプレーできた。 3番ではロングパットを流し込むなど、パッティングの状態は悪くなかったという。出だし3ホールで2バーディを先行したが、「やっぱりショットがすごくぶれていた。アプローチのミスも2回くらいあった。ダボになりそうなところを必死にパターでしのいでっていう感じでした」 「78」を打った初日は、前半16番でダブルパーとなる「8」を喫した。右へのOBが2発。「最近、結構大きなミスになることが多い。ちょっとグリーンを外すくらいだったら、カバーできたりもするんですけど、カバーしきれないくらい曲がってしまっている」と視線を落とす。
今季メジャーでの戦いは悔しい終わり方となっても、シーズンは続く。次週は約1カ月ぶりに米本土へ戻って「FMグローバル選手権」(マサチューセッツ州TPCボストン)に出場予定。「そこに向けてしっかり調整したい」と言った上で、まずは短い時間で現状を整理する考えを示した。(スコットランド・セントアンドリュース/亀山泰宏)