侍J・戸郷翔征「申し訳ない」 痛恨の2被弾4失点を謝罪…井端監督にも「すみません」
5回4失点で敗戦投手に
野球日本代表「侍ジャパン」は23日、「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」決勝のチャイニーズ・タイペイ戦で敗れ、大会2連覇を逃した。戸郷翔征投手(読売)は5回に2被弾を含む4失点。「僕の中ではいい球であったんですけど、それを本塁打にされたのは実力不足。みんなのおかげで決勝に来れたんですけど、悔しい結果になったので、また、ここに選ばれるように、たくさん練習して頑張りたい」と唇をかんだ。 【実際の動画】台湾チアも大喜び! 決勝戦で戸郷からHR…右中間に飛び込んだ一発 3者凡退に抑えたのは2回だけ。初回2死二塁、3回2死一、三塁と毎回の走者を背負ったが、打順が3巡目に入る5回に捕まった。先頭打者に右中間ソロを許し、同1死一、二塁からチェン・ジェシェンに右越え3ラン。「国際大会の怖さを感じましたし、あの一発。2本の本塁打でチームの流れは一気に傾いたので。1球の怖さを感じたので。来シーズンに向けても次のWBCに選ばれるように、この借りは世界大会でしか返せない。精進したいなと思います」と振り返った。 昨年3月のWBCでは世界一に貢献。今大会はエース級の活躍を期待された。「もちろん優勝する気でいましたし、世界一をとりたい思いで井端さんに話をいただいたので。悔しい形になって申し訳ないですけど、また来シーズン、僕の戦いは終わらないので。その悔しさをバネにしてやっていきたいです」と必死に前を向いた。 井端監督には「すみません」と謝ったという。「(井端監督は)『俺の責任だから』と。井端監督に世界一の監督という称号を付けたかった。すごい責任を感じています」と言葉をつないだ。
Full-Count編集部