首位・巨人が4カード連続勝ち越し成功 大城が今季1号3ラン含む4打点 井上が622日ぶり先発星
「巨人7-4ロッテ」(6日、東京ドーム) 巨人が大勝で4カード連続の勝ち越しを決めた。大城卓が今季1号3ランを含む4打点の活躍。投げては先発・井上が7回途中、8安打3失点と粘り2勝目。先発としては2022年9月23日・中日戦(バンテリンドーム)以来、622日ぶりの勝利を手にした。 【写真】4カード連続勝ち越し成功!マスコットガールたちも大喜び♡ 二回だ。1死一、二塁と得点圏に走者を置いた。1ボールから2球目、積極スイングで振り抜いた打球は、打った瞬間にスタンドインを確信する一発。ベンチは総立ちで迎え、阿部監督も大喜びだ。「レジェンズデー」と題した3連戦。この1本が球団通算1万999号で、12球団最速の1万1000号にも王手だ。 「チャンスでしたし、良い流れを持ってきたかったので浮いた球がきたら積極的に行こうと思っていました。最高です」 正捕手として期待されながら、開幕から極度の不振に陥った。5月8日に再調整で2軍降格。同月31日に再昇格後は途中出場が続いた中、4月29日・ヤクルト戦以来のスタメン起用。選手会長がバットで応えた。四回には2死二塁から中前適時打を放ち、完全復活を予感させる打席内容。「もう1点もう1点と考えてくらいついていきました。追加点がとれて良かったです」と振り返った。 投げては今季2度目の先発となった井上が、序盤から力で押す投球内容。無失点で迎えた七回に1点を失い、なおも2死一、二塁で降板。代わった大江も連打を浴び、この回3点差まで迫られた。それでも泉が代打・角中を遊飛に抑えると、八回をドラフト1位の西舘(中大)、九回をバルドナードが抑えて勝利した。