【夏の甲子園140キロ超投手・大会第5日】世代NO.1右腕が初戦敗退も平均球速が大きくレベルアップ!5日目までの140キロ超えは25人!
8月11日、第106回全国高等学校野球選手権大会は5日目が行われ、140キロを超えた投手が6人現れた。 【一覧】大会5日目までの140キロ超え投手 この日、世代NO.1右腕と評される報徳学園・今朝丸 裕喜投手(3年)が先発し、大社打線相手に7回途中まで投げて9奪三振を記録したが、計3失点を許し、初戦敗退となった。最速は146キロだったが、センバツよりもレベルアップしたのが平均球速。センバツ準々決勝の大阪桐蔭戦は最速146キロ・平均球速138.65キロだったのが、この試合では143.51キロと、56球中、53球が140キロを超えていた。今朝丸は平均球速を高めたいとコメントしており、その目標は達成したといっていいだろう。 鳴門渦潮の岡田 力樹投手(3年)は最速144キロの速球、スライダーを武器に早稲田実業打線に立ち向かい、185球を投げぬいた。打者としても先制打を放ち、投打でもアピールした。 初戦敗退の聖光学院は高野 結羽投手(3年)、古宇田 烈投手(3年)の両右腕が142キロを計測。高野は切れのあるスライダーを武器に8回11奪三振。古宇田は威力ある速球で無失点の好リリーフを見せた。 報徳学園相手に1失点完投勝利を収めた馬庭 優太投手(3年)、今朝丸とともに二枚看板で活躍した間木 歩投手(3年)の最速は141キロだった。 これで今大会の140キロ超えは25人となった。