銘菓だけじゃない“土産品の激戦区”だった 全国の審査会で鹿児島の3商品が全国最多4つの賞を受賞
鹿児島読売テレビ
正月休みが近づいてきました。頭を悩ませるのが土産選びです。そのヒントになりそうです。優れた土産品を選ぶ「全国推奨観光土産品審査会」で鹿児島の3つの商品が全国で最も多い4つの賞を受賞しました。 (内田キャスター) 「2024年も残り6日。鹿児島中央駅も少しずつ人が増えてきた印象です。この場所で土産を選んでから地元に帰る方も多いと思う。年末年始は大変な賑わいになるんでしょうね。様々な店が立ち並んでいます。みなさん土産を選ぶ時、どんな基準で選んでいるんでしょうか?」 Qご自身の中で(お土産に)基準はありますか? (街の人) 「特に…有名なもの」 「思い付きで買って帰る感じ。見た目かな」 「やっぱりその土地にしかないもの。一番基準にしていますね」 銘菓だけを選ぶのはもったいない!実は鹿児島は優れた土産品が次々に生まれている、土産の激戦区なんです。 1960年から続く「全国推奨観光土産品審査会」で鹿児島の3つの土産が全国で最多の4つの賞を受賞しました。 農林水産大臣賞をはじめダブルで受賞したのが創業140年余りの老舗、「お茶の美老園」の土産です。 (記者) 「こちらの商品が今回賞を受賞しました。味によってちょっとずつ色も異なって見た目も楽しめますが何といっても日本茶のいい香りがしてとっても癒される」 「Satsumarucheアソート49」はティーバッグの詰め合わせ。桜島小ミカンやゆずなど、7種類のお茶が楽しめます。 (お茶の美老園本店国本裕加子店長) Q受賞した感想は? 「とってもうれしかった。世間の皆様に認めて頂けたことがとってもうれしかった。みんなで拍手喝采で喜びをわかちあった」 受賞の証、「NIPPONOMIYAGEAWARD」でインバウンドへの広がりも期待しています。 (お茶の美老園本店国本裕加子店長) 「お土産で持って帰ってもらって海外のお土産として日本のお茶を楽しんでいただけるいい商品だと思うのでぜひおすすめしたい」 続いて、やってきたのが鹿児島市与次郎のマリンパレスかごしまです。 (内田キャスター) 「続いては、ホテルが開発した土産です。どんな商品でしょうか。すごい迫力ありますね。桜島がどーん。ホテル自慢の景色ですね。さぁ商品です。見てください。PanOn。日本お土産アワード。受賞の称号がもう飾られています」 ホテルが2024年開発したPan On。パンに乗せて食べるディップソースが受賞しました。食材へのこだわりもユニークです。黒糖と麦みそを使った「麦みそ黒糖」。パッションフルーツと紅はるかを合わせた「芋パッション」。そして、キビナゴと長島町のじゃがいもを使った「キビじゃが」。一番の売れ筋、麦みそ黒糖をいただきました。 (内田キャスター) 「見た目は豚みそとあまり変わらないかもしれない。おいしい!香りはみそ。口に入れた瞬間に先に来たのは黒糖でした。甘じょっぱい感じですね。子供だったらデザート感覚でお菓子の代わりに。しょっぱさが入ってるからおかずとしてもいける。酒のつまみでもイケる。黒糖とみそは混ぜ合わせOKです。アリアリでした」 ギリシャ語で広い視野を意味する「パン」。様々な料理で楽しんで欲しいとの願いを込めています。 (マリンパレスかごしま竹之内可奈子さん) 「今までにない物を作ろう。驚きと意外さですね。フロントでしか売ってないが他からも販売しませんか?と声が来ている。全国に広がっていけばいいな」 24店舗が並ぶ土産横丁でも受賞商品を購入できます。 (内田キャスター) 「これだ!入賞商品。知覧抹茶クランチチョコ。16個入り1500円。抹茶を使ったチョコ。パッケージも純和風でかわいらしい。どんな味なんでしょうか?」 2024年8月に発売された山福製菓の知覧抹茶クランチチョコです。 (内田キャスター) 「うーん!すごい勢いで知覧茶の香りが鼻から抜けました。チョコの甘さとは別にお茶の甘さも感じられるクランチチョコですね。おいしいです。海外からの観光客も日本茶のおいしさを楽しめるお菓子だと思う」 全国が認めた鹿児島ならではの新たな土産。あなたのレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?