カール・ブレッヒェン《Valley of Mills near Amalfi》(1830年頃)戦争に翻弄された絵画が所有者遺族のもとへ。ナチスによる文化財略奪に関する長年の調査が奏功【関連記事】● 美術犯罪の専門家が語る「人間の欲望」──贋作や略奪品の分野はナルシストだらけ?● ナチス時代に入手したモネ作品をチューリッヒ美術館が売却へ。元所有者の相続人と和解● 「歴史を風化させてはいけない」──所有者の子孫がナチスが略奪した美術品をルーブル美術館に寄付● ナチスによる盗品か。エゴン・シーレ作品の押収令状に、シカゴ美術館は反発● ナチス略奪品のモネの絵画が大西洋を越えアメリカへ。FBIにより所有者の孫へ返還される