日本のプロ野球はどうあるべき? DeNA南場オーナー「選手に報いたり、練習環境を良くしたり、日米のギャップを小さくしていくことが重要」
26年ぶり日本一を達成したプロ野球DeNAの三浦大輔監督(50)と南場智子オーナー(62)が、11日の会見で、日本のプロ野球はどうあるべきかについて語った。 【映像】「10時間、飛行機乗っただけで年俸が桁違いになる」悔しさ語る南場オーナー 三浦監督は、近年のMLBについて、「昔と違って選手にとって(メジャーが)すごく身近に感じられると思うし、アマチュアも、子どもたちもそうだと思う。誰もが行ける場所ではないと思っているが、自然の流れで仕方ない」と話す。 その中で日本のプロ野球を盛り上げる方法は、「もっとあると思う。熱い戦いをすれば日本のファンも注目してくれるんじゃないか。その中でDeNAとしても野球を、横浜の街をもっともっと盛り上げていきたいと思って毎シーズン戦っている」と強調した。 南場氏は「日本のプロ野球は素晴らしいと思いますし、日本には日本の良さがある。メジャーが盛り上がることも決してマイナスではないし、野球が世界で盛り上がって日本のプロ野球も国際的な試合も積極的に行うことによって、さらに発展していくという点があると思う。お互いの発展はお互いに意味があると思う」と語る。 しかし、「そうは言っても、実際、わがチームでも活躍している選手が海を渡る。海を渡ると年俸が桁違いになる。たった10時間、飛行機に乗っただけで。正直、悔しい面もある。産業としての日本のプロ野球の発展にもっと真剣に取り組む必要があると思う。強くてエキサイティングなチームと、強固な経営基盤。この2つは別のものではなく、もっともっと選手に報いたり、練習環境を良くしたり、日米のギャップももっと小さくしていくことが重要だと感じる」と述べた。 (『ABEMA NEWS』より)
ABEMA TIMES編集部