【バスケ】「内容は負けゲーム」琉球ゴールデンキングスの桶谷大HC、5連勝も険しい表情 言及したDFの“課題”とは…
桶谷HC「いかにランを食らわないかが課題」
スピード感が速く、流れが目まぐるしく入れ替わるバスケットボールにおいて、40分間を通して高い遂行力を維持することは容易ではない。相手に勢いを持って行かれる時間帯はどうしてもある。だからこそ、前述した荒川のコメントにあった「悪い時間帯にどういうバスケットをするか」は、勝利するための重要な要素となる。 会見の終盤、指揮官は改めて今後に向けた課題を口にした。 「今日は良い時と、すごく悪い時がありました。(61ー98で敗れた10月23日の)島根戦もそうでしたが、内容がとても悪い時にどれだけ立て直せるか、その時間をどれだけ短くできるか、いかにランを食らわないかは僕たちの課題です」 東アジアスーパーリーグ(EASL)の試合もこなす厳しいスケジュールの中、順調に白星を積み重ねている琉球。ただ、新チームとしてまだ連係を深める途中段階にあることは間違いない。課題を抱えていることは、言い換えれば、それだけ「伸びしろがある」ということだろう。シーズン序盤で見えた課題を一つ一つ改善し、より強さを増していきたい。
長嶺 真輝