浮き上がる豪速球!?3イニング跨ぎの日本ハム・田中正義の156キロ“魔球ストレート”が炸裂した瞬間「美しすぎる」「過去1番よかった」
10月14日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われたパ・リーグCSファーストステージ、北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズの一戦で、“回跨ぎ”の登板で3イニングを全力投球。自慢のストレートでロッテ打線の勢いを削いだ日本ハム・田中正義の力強い投球が、野球ファンの間で話題となっている。 【映像】156キロ“魔球ストレート”が炸裂! 2-2の同点で迎えたこの試合の5回表・ロッテの攻撃、2死一塁の場面で、先発の北山亘基に代わって新庄監督がマウンドへと送り出したのは、普段はクローザーを務める田中。田中は、ロッテの主砲・4番のソトに対し、気後れすることなくいきなり真ん中外寄りの絶妙なコースへと155キロの剛速球を投げ込みストライクを先行させる。続く2球目は、外角低めのボールゾーンへと流れるスライダーでソトのバットに空を切らせてカウント0-2と追い込むことに。そして勝負の3球目は外寄り高め、釣り球としてボールゾーンへと投じた156キロのストレート。これにはさすがのソトも思わず手を出し、空振り三振に。試合の中盤でありながらも、守護神としての登板時と同様の全力投球で、ロッテ打線に勝ち越しを許さなかった。 田中は続く6回も三者凡退でロッテ打線に付け入る隙を与えず、さらに回を跨いでの7回表、この回先頭の8番・友杉篤輝をサードゴロに打ち取りお役御免。ロッテ打線の勢いを殺ぐ好投を見せると、ベンチ前では新庄監督が嬉しそうに出迎え、シーズン中はまず見られなかった3イニングにわたるイニング跨ぎを見事に全うした田中をねぎらった。 10月18日に放送された『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)ではこうした“レギュラーシーズンとは違う起用法”でも、自身の持ち味を遺憾なく発揮し最高の結果を出した田中についてVTRを交えて紹介。野球解説者の五十嵐亮太氏は「短期決戦になればどのチームもシーズンと違った戦い方になるということは想定できるが、それでも3イニング(回跨ぎ)は驚きましたね」とコメント。 またネット上の野球ファンからは「美しすぎるストレート キャッチャーおらんかったら地球一周やわ」「正真正銘の戦う顔してる ジャスティスまじでカッコいい」「今日の田中投手の表情は作った笑顔でも緊張で引きつった顔でもなくて覚悟の決まった男の顔だった」「マジで過去一番よかったんじゃね?ぐらい素晴らしかったよ」「打てるもんなら、打ってみやがれ」って言わんばかりに、目がギラついてて、鬼気迫る投げっぷり。本当今日の田中選手凄かったなぁ」「今日の正義マジで惚れた」「今日の田中正義は殺し屋みたいな目をしてて良かったぞ!」といった様々な反響が寄せられている。 (ABEMA『バズ!パ・リーグ』)
ABEMA TIMES編集部