ちょい長ツーリング気分で初心者も楽しめる”お宝探しラリー”! コマ図ラリーが今熱いッ!!
宝探しラリー開始!!
いよいよ宝探しラリー開始。参加者はそれぞれマシンにコマ図をセットし、主催者より渡されたタスクやクイズの書かれた解答用紙をもらう。 このクイズやタスクをこなすことがチェックポイントの役割を果たし、主催者は参加者がちゃんとコマ図に書かれたルート通りに走っているかを確認できる&ポイントによる順位決めの材料にもなるのだ。 え、コマ図を見なくても地元参加者だったら、道を分かってるからなんとなくチェックポイントが分かってショートカットできちゃうんじゃない? と思うかもだが、コマ図を見なければ「道や場所を知っていてもルートは分からない」のだ!! うまいことできてるっ。 ◆スタートはひとりずつ時間を変えて出発!! 配られた解答用紙にしっかりと出発時間を書いておく。CRFのトリップメーターを0にし、コイは最後から2番目でスタート♪ ◆てきとーなクリアファイルにコマ図をプリントアウトしたもの(全12ページ)を入れて、見やすい位置に設置!! 走りながらコマ図を読むのはムリなので、ポイントごとに止まることにした。遅い? いいのだ!! ────────── 早く回りすぎてもダメ、遅れてもダメ!! なぜなら公道を使う遊びだから ────────── 今回の宝探しラリーはざっと110kmほどの道程。スタートから3時間を過ぎてからゴールしないと減点であり、5時間を超えても減点となる。5時間は単純に制限時間であるが、3時間を過ぎなきゃ減点というのはラリーが行なわれるのが公道もコースに含まれるから。 今回の場合、3時間未満でゴールする=確実に公道なり林道なりを危険なスピードで走っている、ということになる。これは実際の本格的ラリーでも同じ。SSとSSを結ぶリエゾンと呼ばれる公道を走行するのに「危険なスピード超過をさせない」ように取られた時間なのだ。 ────────── 真なるスタート地点からスタート!! ────────── ◆最初のスタート地点とは別に、スタート地点が設けられている。ここですでに速い組と初心者組での差が生まれてくる。慣れた人は走りながらコマ図を読み、すぐにトリップメーターを0にしてスタート。コイのように初心者は、停止してコマ図と目の前の道を交互に見ながらゆっくりスタート。 ◆コマ図にはルートだけでなく、コース作成者の小粋なアドバイスも。ビューポイントと書かれたポイントは、渡良瀬遊水地を見渡せるステキ映えポイントであった。 ────────── コマ図と実際の道を見比べると大納得!! ────────── ◆説明にあったようにカコミ線が舗装路、単線がダートなので、このダートを進むと今は見えないが橋の下を通ることが分かった。 ◆分かりやすく出入り口の杭があるのでここで正解!! ここでダートが終わり舗装路になることが分かった。 ◆初心者にも分かりやすく、ポールのカラーリングが書いてあったので道が分かった。思わず見逃してしまうような入り口だった。 ────────── チェックポイント代わりのクイズやタスクもおもしろい!! ────────── ◆最初のQ1のあるポイントに来た。実際その場でいろいろ見ないと分からないようなクイズや、ひっかけクイズも多数!! コイは……全然ダメダメだった。。 ◆このタスクは「三県境で三県にいる証拠を撮る」みたいなの。 ◆このタスクは立派な大木が見事な神社で「おみくじをひいてくる」というもの。 ────────── 同じルートを通らないとは限らない!! ────────── あれ? 戻ってきたのかな? と思っちゃいそうだけど、先行組でした!! こんなふうに同じ分岐点でもコマ図の先に進むと最初とは違うほうに進む、なんてこともあるので、他の参加者に会ってもその動きに惑わされずに自分のコマ図と向き合うのが大切!! ◆分岐で迷った時に、遠く走り去る参加者の土煙を見てコッチか!! となることも。 ────────── 自由休憩で時間調整も♪ ────────── 今回、休憩ポイントとしてコマ図に記されていたのは「道の駅かぞわたらせ」。ここで時間調整するもよし、施設内のお食事処やフードカーでうまいものに舌鼓を打つもよし! ◆コマ図がマシンにくっついているのを見て、宝探しラリー仲間と認識!! ほんのり交流を楽しんだ。 ◆身体を冷やすためにかき氷をチョイス!! 去年と同じ轍は踏まぬっ。自家製イチゴシロップを使ったかき氷でとてもおいしかった!! ────────── 無事にゴールしたらタスクで加点も狙える!! ────────── ゴール地点に戻ったら、希望者はタスクとして一本橋と周回のタスクに挑戦できる。成功する人や失敗する人など、どちらも結果とても楽しそうだった。 筆者も無事ゴール!! したけど、5時間2分で2分タイムオーバーしてしまい減点(:□:)。。タスク? 挑戦したけどいい感じに失敗しましたw ────────── コース作成者の人となりが分かるのもコマ図の醍醐味 ────────── たとえば同じルートを通るとしても違う視点から楽しめるようになっていたり、かと思えば一度通った分岐地点に気付かぬうちに戻されていて次ルートは違う道に切り替わって混乱させるひっかけがあったり、この道を走破できる? とライディングテクニックを問うものもあれば、その土地とのふれあいや歴史を知るきっかけになるものもあったりする。 コース作成者のやさしさや思いやりを感じたり、挑戦を投げかけられたり、郷土愛を垣間見たりできるのもまた楽しいのだ。