フンメルスが久保建英の“同僚”に?…1年延長OP付き1年契約でレアル・ソシエダ加入か
レアル・ソシエダがドイツ代表DFマッツ・フンメルスの獲得に近づいているようだ。26日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。 現在35歳のフンメルスはバイエルンの下部組織出身で、2007年1月にトップチーム昇格を果たした。その後は約1年半のレンタルを経て、2009年夏にドルトムントに完全移籍加入すると、センターバック(CB)の主軸としてブンデスリーガ制覇やDFBポカール優勝に大きく貢献。2016年夏にはバイエルンへ加入したが、3年後にドルトムントへ復帰し、同クラブで歴代2位となる公式戦通算508試合に出場した。 2023-24シーズンも公式戦40試合に出場し、11年ぶりの決勝進出を果たしたチャンピオンズリーグ(CL)で大会ベストイレブンに選出されるなど存在感を放ったフンメルスだが、契約満了に伴い今夏ドルトムントを退団。ボローニャやブライトン、マジョルカなど複数クラブからの関心が伝えられているものの、現時点で新天地は決まっておらず、動向に注目が集まっている。 報道によると、レアル・ソシエダがフンメルスへの関心を強めており、代理人を務めるヘルマン・フンメルス氏との交渉を進めているようだ。同クラブはすでに1年間の延長オプションが付随した2025年夏までの1年契約を提示しており、獲得への自信を深めているという。なお、選手本人は他の選択肢も検討しているものの、レアル・ソシエダのプロジェクトに興味を示しており、加入に前向きであると報じられている。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、レアル・ソシエダがフンメルスの獲得に近づいていると指摘。提示した正式オファーは承認される見込みで、現在は契約の詳細部分の最終調整が進んでいると伝えている。 日本代表MF久保建英も所属するレアル・ソシエダは、今夏にスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンがアトレティコ・マドリードへ完全移籍。CBの即戦力確保が喫緊の課題となっている。
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