中日の井上新監督が就任会見「変えなくてはいけない部分も出てくる」
来季のプロ野球中日ドラゴンズの監督に、2軍監督の井上一樹氏(53)が就任することが10日、決まった。今季まで3シーズン指揮を執った立浪和義監督が9月、成績不振を理由に今季限りでの退任を表明しており、球団は井上氏に次期監督就任を要請していた。 【写真】会見で意気込みを語る中日の井上一樹新監督=2024年10月10日午前10時7分、名古屋市中区、小玉重隆撮影 この日、井上氏は名古屋市内で就任会見に臨んだ。3年連続で最下位に沈んだチームを引き受けることになり、「立浪監督が種をまき、芽を出した選手を引き継ぐことになる。責任は重大」と表情を引き締めた。 新しいチームづくりに向けては「変えなくてはいけない部分も出てくると思う。おいおい試していきたい」。選手とのコミュニケーション力は高く評価されている。「これから自分の色を出しながらやっていく」などと抱負を述べた。 井上氏は中日で20年間、主に外野手としてプレー。中日の打撃コーチや阪神タイガースのヘッドコーチを経て、今季から中日の2軍監督を務めていた。
朝日新聞社