【入賞作品を持ち、笑顔を見せる受賞者ら＝御浜町役場で】

　【南牟婁郡】秋の全国火災予防運動（9―15日）を前に、三重県の熊野市消防本部が募集した防火ポスターの表彰式がこのほど、御浜町役場で開かれた。 　火災予防の意識を高めてもらおうと、町内の各小中学校に初めて募集した。小学校から7点、中学校から35点の計42点の応募があった。 　最優秀賞は小学校低学年の部で町立御浜小3年の坂田稀俐さんと、中学生の部で町立御浜中2年の榎本源太さん。優秀賞には6人が選ばれた。 　表彰式で北畑亨消防長が「作品のメッセージが多くの人に伝わり、火災予防の啓発になれば」とあいさつ。入賞者に賞状と記念品を手渡した。 　ポスターで「消火器を備えよう」と呼びかけた坂田さんは「色使いに気を付けて2日で描いた。火事の時は消火器を使ってほしい」と話した。 　応募作品は9―17日に、同町阿田和の中央公民館で展示する。 　優秀賞は次の皆さん。低学年の部＝田中寛玄（阿田和小2年）▽高学年の部＝古部紗奈（御浜小6年）、細川花楓（尾呂志学園小5年）▽中学生の部＝椋龍心結來（阿田和中3年）、梶野一真（御浜中2年）、川村和日菜（同）。