右腕切断の佐野慈紀氏、左で「初投げ」…「やっぱり野球は楽しい!」
感染症により右腕切断の手術を受けた元プロ野球選手の佐野慈紀氏(56)が14日、ブログで左腕による初投げを披露した。 利き腕ではない左腕で、オーバースローで投げる連続画像をアップ。「左投げの初投げ行ってきました! 今のところ、約10mくらいですかね。まずは第一歩踏み出せたようです」と伝えた。 今後も左投げの練習を重ねていく予定のようで、「ドキドキしながら、ちょいとずつ距離を伸ばしてまだまだ不恰好(かっこう)だけど、やっぱり野球は楽しい! 改めてそう思いましたね! もう少し下半身を使えるようにならないと、始球式でストライクは投げられない! おかげで更なるモチベーションか上がりました!」といたって前向きだ。 「もっと投げられるようになったら、次は帽子を飛ばす練習しないとね! 始球式に向けてコツコツとやっていきます。もちろん体をいたわりながらね」と“左版ピッカリ投法”完成に向け、前を見据えた。
テレビ朝日