センバツ2022 倉敷工選抜旗授与式 全校生徒で校歌を 主将が決意 /岡山
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に13年ぶり11回目の出場を決めた倉敷工業(倉敷市老松町4)で2日、選抜旗の授与式と壮行式が開かれた。 新型コロナ対策もあり、在校生約600人のうち2年生が会場の体育館に集合、1年生が各教室で動画配信を見守る中、安達一正・毎日新聞岡山支局長が安藤正道校長に選抜旗を授与し、安藤校長から福島貫太主将(2年)に手渡された。 安藤校長は「甲子園で、これまで培ったものを遺憾なく発揮し、人として成長してくれることを期待する」と励まし、安達支局長が「伝統を引き継ぐみなさんのさらなる活躍で、感動を与えてほしい」との丸山昌宏・毎日新聞社長のメッセージを代読した。 生徒会の横溝璃子・副会長(2年)が「甲子園で倉工旋風を。生徒一同、応援できることを心から誇りに思う」と激励。同校応援団のエールを受け、福島主将は「1日、1分、1秒を大事に練習し、甲子園で必ず勝ち、全校生徒で校歌を歌いましょう」と式開催へのお礼と決意を述べた。 大会は4日に組み合わせ抽選会があり、18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【小林一彦】