ソフトバンク近藤健介が2・15キャンプインへ 「S組」特権を有効活用 足首の状態考慮し「自分のペースでできる」
ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が、毎年2月1日に宮崎市で始まる春季キャンプにおいて、同15日から〝途中参加〟する意向を示した。近藤は「2月15日に全体に入れる、何も気にしない強度でできるように、という意味では良い時間になるかなと思います」と話した。 ■元タレント夫人と腕組みハニカミ2ショット【和田毅秘蔵写真】 特権の有効活用だ。小久保裕紀監督が明言している「S組」は、来春キャンプで調整を一任されているメンバー。キャンプイン初日に宮崎にいる必要はなく中盤の合流も容認されており、近藤を含め、柳田悠岐や有原航平ら計10選手が選ばれている。 近藤は9月16日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で二盗を仕掛けた際に右足首を捻挫。ポストシーズンでは痛みを抱えながらプレーした。 日本シリーズが終わってからまもなく3週間がたとうとしており、現在は「結構がっつり練習はやってます」という。負傷している足首に関しては「走るのは徐々にというところで、リハビリ過程ではありますけど、やれることは増えてきていますし、走ること以外はほとんど制限なくやれている」と、順調に回復していることもアピール。与えられた2週間ほどの猶予期間も使って万全な状態を目指すつもりだ。「足の状態も含めて動ける体で行きたいなと思うので。どうしてもみんなと動くと力が入ったりもしてしまうので、その(キャンプインの)期間が延びたということは自分のペースでできるところはタイミング良かった」と話した。 来年も自主トレは鹿児島県徳之島でスタートさせる予定だ。今季は打率3割1分4厘で初の首位打者を獲得。昨年2冠を獲得した本塁打と打点も、19本、72打点と申し分ない成績を残した。それでも「長打というところはもっともっと伸ばしたいですし、打率も5、6月が良かったけど、7、8月があまり良くなかった。だんだん落ちながらまとまったという感じなので、高い位置でのパフォーマンスを継続できるように。今年が正解だと思ってないですし、より良いものをもとめてやっていきたい」とまだまだ満足していない。慣れ親しんだ徳之島で体を万全な状態に仕上げ、チームに合流する。(大橋昂平) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社