4way段ボール製ハンガーを開発、業界初の試み
福岡市のクリーニング店「そらいろクリーニングファクトリー(Solairo Cleaning Factory)」 が、段ボール製の4wayハンガーを開発し、8月1日から運用を開始した。プラスチック製ハンガーから段ボール製ハンガーに変更することで、年間1000kgのプラスチック削減を見込んでいる。 【写真】4way段ボール製ハンガー
そらいろクリーニングファクトリーは、Yシャツ用段ボールハンガーを2022年に導入した後、アウターの荷重に耐えられる強度の段ボールハンガーとスカートに対応可能なハンガーを、大国段ボール工業株式会社と共同で開発。クリーニング用の包装機で使用可能な業務用段ボールハンガーとしては、業界で初の試みになるという。 4way段ボールハンガーは、「スーツ・コート・ジャンパー類」「パンツ」「スカート(付属パーツあり)」「ワンピース」の4種類の衣類に対応。再生紙を100%使用しており、使用後は店頭で回収後リユースし、古くなったものは再度リサイクルに回す仕組みになっている。2つのパーツを組み合わせて強度を高めた製造方法は、特許を取得しており、今後は日本全国での販売を計画しているという。