「令和のコメ騒動」を検証 一過性?来年再燃? 関係者を直撃
さらにイノシシやシカによる食害が深刻化していることも、農家のやる気を削いでいるということです。 来年の作付けに向け、JAでは収量が多い多収穫米の栽培を呼びかけていますが、農家が応じるかどうかは分かりません。 府中町にあるスーパーのコメ売り場です。価格は安いものでも5キロ袋が税抜き3500円前後。去年より5割以上、上がっています。 買い物客 「コメは減ってますね、やっぱり高くなって、なかなか買わなくなってしまったんで、麺とか買ったりとか。仕方ない部分もあるんで、農家さんこともあるんで」 買い物客 「ふつうに今まで通り買ってます。おコメの方が体にいいから、パンよりも」 ところが… 買い物客 「これよりちょっと安く買えた気がするんですけど、1か月前くらい(ちょっと上がったんですか?)上がったと思います」 来年、コメ騒動が起きるかどうかは分かりませんが、価格高騰は続きそうです。消費者が納得してコメを買うためにも、産地や流通の段階で何が起きているか、分かりやすい情報発信が求められています。
中国放送
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