『刀剣乱舞 廻 -々伝-』燭台切光忠/佐藤拓也語る!BAR光忠HUBコラボも
2024年8月16日(金)から三週間限定劇場上映予定のアニメ『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』のオフィシャルインタビュー第3弾・燭台切光忠役・佐藤拓也のインタビューが公開された。またキャラクターPV第3弾・燭台切光忠も公開されている。 さらに英国風パブ『HUB』とのコラボが決定。2024年8月16日(金)~9月1日(日)の期間に、物語中に登場する「BAR光忠」をイメージしたメニューやグッズが登場、燭台切の店内放送も実施される。 【関連画像】『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』PV場面カットその他を見る 『刀剣乱舞』シリーズの原案は、PCブラウザ&スマホアプリゲーム『刀剣乱舞ONLINE』。プレイヤーは審神者(さにわ)となり、名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた「刀剣男士」を率い、歴史改変を目論む「歴史修正主義者」から歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム。 新作アニメ『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』(「々伝」の読みは「どうでん」)は、舞台版の脚本を元にしたTVアニメ『刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-』の前日譚となる。2024年8月16日(金)から三週間限定劇場上映予定。 『-々伝 近し侍らうものら-』の公開に向けて、メインキャスト&スタッフ陣のオフィシャルインタビューが連続公開される。 第3弾として、燭台切光忠役・佐藤拓也のインタビューが公開となった。 佐藤は、『々伝』で部隊を組む大倶利伽羅と鶴丸国永について、以下のように答えている。 佐藤 一癖も二癖もある刀剣男士しかいないんですけど、大倶利伽羅は言葉数は少ないですが、彼自身、自分に課せられたものを彼なりに自覚して行動する刀剣なんです。でも馴れ合うことを嫌うので、彼を部隊から孤立させず、彼の心を尊重しながら進めることができるのは、この部隊の中では光忠しかいないのではと感じました。彼自身をよくわかっているんだと思います(笑)。鶴丸に関しては、人を驚かせることが好きなんですけど、表現の仕方が違うだけで、燭台切と同じ方向を向いているなと感じるんです。燭台切は鶴丸のことを、鶴さんと呼ぶんですけど、自分ができない部分を鶴丸が補って余りある表現でしてくれるので、それがその敬称に込められた信頼なのかなと思いました。 また、あわせて、各キャラクターの活躍シーンをいち早く楽しめるキャラクターPV第3弾・燭台切光忠も公開となった。 これに加え、『刀剣乱舞 廻 -々伝 近し侍らうものら-』と英国風パブ『HUB』とのコラボが決定。2024年8月16日(金)~9月1日(日)の期間に『々伝』の作中で刀剣男士が飲んでいた酒を参考にしたコラボドリンクや、コラボフード、描き下ろしイラストを使用したオリジナルグッズなどが登場する。コラボ店舗では燭台切光忠の店内放送も実施される。 燭台切光忠(CV:佐藤拓也)による新規ボイスを収録したコラボ紹介動画も公開された。動画内ではバーテンダーの装いの燭台切光忠が登場し、本丸に作られたBAR光忠や、コラボ情報について紹介している。 更に、作中のBAR光忠のシーンに登場する燭台切光忠、へし切長谷部、鶴丸国永、同田貫正国、山伏国広が描かれた描き下ろしビジュアルも公開となった。 <燭台切光忠役・佐藤拓也 オフィシャルインタビュー> ──『刀剣乱舞 廻 ──伝 近し侍らうものら-』(以下、『々伝』)について、台本を読んで感じた物語の印象を教えてください。 佐藤 より刀剣男士たちの任務、彼らが存在するそもそもの意義にフォーカスしていると思いました。本丸での日常というより、刀の付喪神としての本来の姿を描いていると思ったので、そこは新鮮に感じながら台本を読ませていただきました。 ──佐藤さんが演じている燭台切光忠はどのようなキャラクターですか? 佐藤 もともとは伊達政宗所要の刀というところで、眼帯がシンボルになっています。主であった伊達政宗は派手好きで、注目を集めながらも腹の中では天下を狙っているような食えない人物なのですが、そんな、見た目の派手さだけでない自分の美学を持っている主の「格好良さ」というものにこだわりを持ちながら生きている刀剣だと思ってます。 ──今回出陣した6振りには、伊達の刀として燭台切以外に、大倶利伽羅と鶴丸国永がいました。 佐藤 一癖も二癖もある刀剣男士しかいないんですけど、大倶利伽羅は言葉数は少ないですが、彼自身、自分に課せられたものを彼なりに自覚して行動する刀剣なんです。でも馴れ合うことを嫌うので、彼を部隊から孤立させず、彼の心を尊重しながら進めることができるのは、この部隊の中では光忠しかいないのではと感じました。彼自身をよくわかっているんだと思います(笑)。鶴丸に関しては、人を驚かせることが好きなんですけど、表現の仕方が違うだけで、燭台切と同じ方向を向いているなと感じるんです。燭台切は鶴丸のことを、鶴さんと呼ぶんですけど、自分ができない部分を鶴丸が補って余りある表現でしてくれるので、それがその敬称に込められた信頼なのかなと思いました。 ──では、今回出陣した6振りのチーム感はいかがでしたか? 佐藤 山姥切国広とへし切長谷部のすれ違いが軸にあって良かったなと思っているんです。それが6振りが団結していく要素にもなっていたと思うので。今回に関して言えば、それぞれがわかりあって先に進むために、必要なエピソードだったと解釈しています。山姥切は、自分が「写し」であることにコンプレックスを持っていて、それが彼のアイデンティティを揺るがすほどの要素なんだと思うんですけど、逆に彼が「写し」だからこそ、という要素もあると思うんです。つまり、自分の意識と他者から見たときの印象の違いということなんですけど、それは『々伝』を観た方も共感するところなのかなと思っています。あと、同田貫くんは、この6振りにおいて、部隊が団結するためにいてくれて良かった存在です。すごくフラットだから。任務を達成するために適任の刀剣男士だったと思います。 ──『々伝』で、印象的なシーンがありましたら教えてください。 佐藤 わかりやすいことでは、それぞれの刀剣男士の戦いのときのセリフです。今まで『刀剣乱舞』を応援し続けてくれた皆様には馴染み深いものが聞けると思います。それと物語のとあるシーンで、光忠が鶴丸としゃべっているときに、「守らなきゃだね」って言うんですけど、そこは光忠自身が、なぜ今ここに自分がいるのか、自分が人間に対して何ができるのかというのを改めて考えて、心を決めたシーンだったと思うので、個人的には染み入ったシーンでした。 ──最後に、公開を楽しみにしているファンに向けて、メッセージをお願いします。 佐藤 TVシリーズから間髪を入れず劇場上映ということで、我々も喜びと驚きを感じた収録でした。今回の『々伝』に関しては、いろいろな面を見せてくれた刀剣男士たちの、より深い心の部分をえぐった作品になっていると思います。それをご覧いただいたあとに、またアニメ『虚伝』を観ていただけると、行ったり来たりしたくなると思うんです。そうやって考察・興味が広げられてしまうのが、この作品の面白さだと思うので、ぜひ端から端までお楽しみください。 (C)2024 NITRO PLUS・EXNOA LLC/『刀剣乱舞 廻』製作委員会
アニメージュプラス 編集部