サマソニで初来日! 南アフリカ出身の新星タイラ(Tyla)って何者?
新星ポップスターとして話題沸騰中のタイラ。南アフリカ出身ソロ歌手として55年ぶりにアメリカのシングルチャートにランクインし、若干22歳にしてグラミー賞に輝くなど、快進撃が続いている。最近ではパリ2024オリンピックの前夜イベント「Prelude To The Olympics」でのパフォーマンスも話題!
そんな彼女が「SUMMER SONIC 2024」で待望の初来日。また、サマソニ直前の8月14日にはサイン会も開催予定! タイラが世界中を魅了する、6つのキーワードをチェックして。 ※オリンピック前夜イベント「Prelude To The Olympics」ではスヌープ・ドッグとのツーショットも。
音楽一家に生まれ、ポップスターに憧れて育った幼少期
2002年、ヨハネスブルクの音楽一家に生まれたタイラは、アリーヤやリアーナなど、アメリカで活躍するスターに憧れて育った。大のジャスティン・ビーバー・ファンでもあったそうで、11歳のころ彼の楽曲のカバーをインターネットに投稿したことも。
2019年に高校を卒業すると、インディアーティストとして楽曲「Getting Late」をリリースして注目をあつめた。チアリーダーが大金を手にしていくミュージックビデオは、演劇経験を持つタイラが監督している。
タイラの目標は、ずばり「世界的なアフリカ人ポップスター」。音楽からダンス、ビジュアルまで、母国・南アフリカの文化をベースにしながら、キャッチーなポップとしてしあげる作風を得意としている。
ゆっくり踊れる「アマピアノ」という音楽ジャンル
レーベルと契約したのちの2023年、セクシーに相手を誘う楽曲「Water」が大ヒットしたことで、タイラは音楽界のシンデレラに。
同時に有名になったのが「Getting Late」でも採用されていた南アフリカの音楽ジャンル、アマピアノ。ジャズハウスに影響を受けたダンスビートながら、ゆっくり踊れるテンポが特徴。悲しげなトーンが多い分野だったものの、タイラが明るいR&Bメロディを加えた楽曲をヒットさせたことで、グローバルセンセーションを加速させた。