【バスケ】群馬クレインサンダーズ3連敗で CSに黄信号 辻直人「選手間でコミュニケーションを取らないと」
Bリーグ1部・群馬クレインサンダーズ(東地区4位)は14日、アウェーの船橋アリーナで千葉ジェッツ(同3位)と対戦。ワイルドカードでのチャンピオンシップ(CS)進出を目指す群馬にとって1つ上の順位にいる千葉Jとの対戦は負けられない戦いだったが、ビッグマンをケガで欠いていたこともあり、第1戦は96-65と大差で敗戦。 第2戦は前半最大14点のリードをつかみ、47-42で折り返す。しかし、第3クォーター残り6分34秒に追いつかれると、その後は千葉Jのペースに。試合終了までその流れを崩せず、75-88でカード連敗。前節の宇都宮ブレックス戦を含め、3連敗を喫した。 群馬はベン・ベンティルが26得点、トレイ・ジョーンズが18得点を記録。試合後、水野宏太HCと辻直人が記者の質問に答えた。
水野宏太HCの千葉J戦後のコメント
-千葉J戦の総括 前半の良い流れをつなぎ、勝ち切ることができなかったのは、チームとしても自分個人としても成長して、こういう難しいゲームでもしっかり勝つチームになっていくということが自分たちの目指しているBリーグで強豪チームの一つになるということに繋がっていくと思います。それが自分たちのことを今シーズンずっと応援してくれているファンの皆さんに見せるべき姿だと思っているので、結果として見せたい姿を見せることができなかったのは非常に残念だと思っています。 その中でも、水曜日(17日)は北海道とのゲームが待っていて、自分たちはまた試される試合になると思っています。先日の宇都宮、そして千葉J、もう1つ前の信州のゲームで自分たちが得ているものが何なのかをしっかり見据えながら、この状況を打破していくためにチームとして成長し続けるということが、今自分たちはやらなくてはいけない事だと思っています。 その成長の先にしっかり勝ちへ結びつけるところまでいけていないので、自分の責任をすごく感じていますし、その中で勝利に繋がる一手、あるいは選手たちが戦う意思をコート上で見せ続けることができるように自分としてもしっかり準備をしていきたいと思っていますし、チームとしても戦えるようにしていきたいなと思っています。 今日の彼らの頑張りに関しては、自分は誇りに思っていますし、彼らがファイトバックするというパフォーマンスは、皆さんにも届いた部分はあるのかなと思っています。 -ビッグマンのケガ人が多い中での野本、八村の役割 両選手ともに期待している部分はディフェンスです。(八村)阿蓮に関してはいろいろなサイズのタイプの選手を守ることができる選手なので、そこは今シーズン一貫してやり続けてくれている部分ではあると思っています。ただ、オフェンスのシュート確率であったり、パフォーマンスはまだまだ彼が成長できるところだと思っているので、そこは期待をしつつ、彼のパフォーマンス上げるために自分たち、コーチ陣含めてできることを模索しながらやっていきたいなとは思っています。 (野本)建吾に関しては、ディフェンスはフィジカルに相手の外国籍選手を守るという努力をしてくれていて、そこに関しては絶大な信頼を持っています。そして彼がコートに入ったときに彼の機動力、運動量はボールを動かすだけではなくて、誰かをオープンにするために数字に残らない汗をかける選手というところが、彼のオフェンスでの魅力だと思っています。そこは信州戦も含めて、今日の試合も発揮してくれているので、あとはどれだけ勝ちに繋げられるようにするのかは自分たちにとっては必要だなと思っています。