『虎に翼』桂場ら最高裁の判決に「みんな怒ってる」と声を荒げる朋一。対する寅子の態度に視聴者「寅子が<はて?>を諭す側に」「穂高化」「桂場と若手の衝突フラグ?」
◆寅子の姿に想起するのは… 桂場が長官を務める最高裁の判決に不満を見せる朋一。かつてであれば真っ先に怒りを示しそうな寅子が「一歩一歩ね」と朋一を諭す姿に、かつての穂高先生と寅子の関係を想起した視聴者も多かったようです。 ネットでは「『はて?』を唱える朋一を諭す寅子。<雨垂れ石を穿つ>穂高先生の立場に回ったか…」「昭和25年に尊属殺人規定は違憲だと声を上げた穂高先生の姿が、昭和44年になって各所で」「そもそも穂高先生の言った<雨垂れ>は、かつての寅子が怒ったような<ムダ>という意味ではなかったのでは。寅子もそのことに気づいたのかな」「桂場が率いる最高裁の判決に不満を示す若手裁判官。これはもしやフラグ…」といった声があがっていました。 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。 仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを担当。脚本は吉田恵里香さんが、主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部
【関連記事】
- 明日の『虎に翼』あらすじ。航一と優未が口論中の星家に訪れた、のどかの婚約者・誠也。口論の理由は、優未の…<ネタバレあり>
- 『虎に翼』次週予告。最高裁長官に就任した桂場に「らしくない」と漏らす寅子。一方、病に伏せる多岐川が険しい形相で桂場へ告げた言葉は…
- 『虎に翼』岡田将生さん演じる航一モデル・三淵乾太郎が所属<ある機関>総力戦研究所とは?若きエリートたちは「日本必敗」を開戦前に予測したが…
- 『虎に翼』「褒められたくてやっているわけじゃないけど…でも時々は褒められたいの」百合の発言に視聴者「泣いた」「隣の妻から『でしょう』と…」「予告が心配」
- 原爆、焦土となった国土、戦争孤児…劇中に戦争映像を流し、差別問題を深掘りする『虎に翼』は<攻めている>?視聴者「時代の流れ」「知る・考えるきっかけに」「作り手の覚悟を感じる」