自宅のWi-Fiを速くする7つのワザ ! こんなことで通信速度が速くなるの?
【4】Wi-Fiの無線チャンネルを変更してみる
マンションでは近隣の部屋にもWi-Fiルーターが設置されているため、Wi-Fiの無線チャンネルが同じだと、電波干渉が起きて速度が遅くなることがあります。とくに、2.4GHz帯のチャンネルで独立して使えるのは実質3チャンネルなので、隣の部屋とチャンネルが被っていると、Wi-Fiの速度が低下するのです。 そのようなときは、Wi-Fiルーターの設定画面を開き、もし無線チャンネルが「5」なら「1」や「13」といった離れたチャンネルに変更してみましょう。ちなみに、5GHz帯は独立した19チャンネルを利用できるため、隣の部屋と同じチャンネルを使う確率は低く、電波干渉が起きにくいと言われています。
【5】同時に複数のデバイスでWi-Fiに接続しない!
スマホ、パソコン、ゲーム機など、1台のWi-Fiルーターに家中のWi-Fi対応デバイスを複数接続している人も多いでしょう。しかし、複数のデバイスが同時に大量のデータをアップロードしたりすれば、どうしてもWi-Fiの速度は遅くなってしまいます。 もし、重要なネット会議などを行うのなら、使っていないデバイスのWi-Fiをオフにしたり、家族が動画のストリーミング配信を見たりしないように指示しましょう。
【6】パブリックDNSサーバーを使ってみる
多くの人がネット回線を契約したISP(インターネットサービスプロバイダ)のDNS(ドメインネームシステム)を利用していると思いますが、ここの処理が遅いとWebサイトの表示も遅くなります。 そのようなときは、「パブリックDNSサーバー」という誰でも利用できるDNSサーバーに接続先を変更してみましょう。「パブリックDNS」の代表的なものに「Google Public DNS」があります。設定するIPアドレスは「8.8.8.8」と「8.8.4.4」です。 iPhoneの場合は、Wi-Fi設定で接続しているWi-Fiの「DNSを構成」を開き、接続先をパブリックDNSサーバーの「Google Public DNS」に変更してみましょう。これでWi-Fの速度が改善される場合があります。