「もう何日もお米を食べさせられていない」日本で9人に1人が“貧困状態”…子どもたちを食で支えるフードリボンとは
南海放送
きょうのニュースなワードは『フードリボン』。聞いたことありますか?今月、愛媛県西条市の飲食店が県内で初めて参加・実施している‟優しいプロジェクト”なんです。
ある日のランチタイム。続々とお客さんが訪れていたのは、パンダのイラストが目印!西条市壬生川の中華料理店「福泰楼」です。開業10年目の今年5月、店を大幅にリニューアルしました。 杉本記者: 「春巻きかな?からあげも大きいですよ!これで120円、美味しそう!」 福泰楼 中根真梨さん: 「‟セルフ中華”という形で。選ぶ楽しさとか、好きに組み合わせて自分のプレートが作れるという楽しさがあるかなと」 従来の定食に加え、「セルフ方式」を取り入れたのです。例えば、お店の看板メニュー!パラッパラのチャーハンに…出来立て酢豚をプラス。
従来の定食に加え、「セルフ方式」を取り入れたのです。例えば、お店の看板メニュー!パラッパラのチャーハンに…出来立て酢豚をプラス。 本格火鍋ラーメンには…唐揚げと春巻きをプラスして欲張りセットに!など、定食やメインにもう1品!でもよし、単品おかずを組み合わせてオリジナル定食にしてもよし。およそ30種類並ぶ中華メニューを自分好みにカスタムできるんです。 男性客: 「オープン当初から来てるのでここ好きですね」 女性客: 「きょうはあんまりほしくないなと思ったら(単品を)つまむという感じで」
誰でも300円で参加できる「フードリボン」とは
店ではもうひとつ、リニューアルにあわせて今月4日から県内で初めてチャレンジしていることがあります。それは… 中根さん: 「フードリボンというものがありまして。ここにきてくださったお客様が未来の子どもたちのためにプレゼントっていう形になりますよね。1食分、これで食べてねっていう思いで皆さん貼ってくださってます」 「子どもの食を社会で支える」をコンセプトに3年前、千葉県のロングスプーン協会が始めた「フードリボンプロジェクト」です。