潜在力秘める2チームが激突。「日本大学×立教大学」第13回関東大学春季交流大会
大会開幕戦でもあった慶應義塾大学戦では22-54で敗戦。
1週間前の2戦目は、日本大に競り負けた筑波大に12-75で大敗。快足BKを揃える筑波大にコネクション不足のラインDFを再三突破された。2戦合計129失点のディフェンスは要修正だろう。
ただ4年生PR八代デビット太郎(京都成章)らが牽引するスクラムは着実に力をつけており、4年生SO/CTB中優人(桐蔭学園)、慶大戦で鮮烈トライを決めたCTB/FB江田優太(川越東)ら強豪校出身のタレントも多い。
今年度の新入部員(選手)は29名と例年より多い。ルーキーWTB村上有志(東福岡)は早速筑波大戦で初トライを決めており、こちらも潜在的な力を秘めている。
立教大の大会初勝利のキーは、やはりディフェンスだろう。
FWの力勝負で対抗し、ラインディフェンスでコネクションを切らさずに好守を継続したい。タックルを確実に決め、強いブレイクダウンワークから、素早いセットをくりかえす。守備に手応えを掴む一戦にできるか。
多羅 正崇