連邦地裁、ディズニーの請求棄却 フロリダ州知事が介入と訴え
【ニューヨーク共同】米南部フロリダ州に拠点を置くウォルト・ディズニーがデサンティス州知事らによる制度変更で事業への不当介入があったとして制度変更の無効を求めた訴訟で、フロリダ州の連邦地裁は1月31日、請求を棄却した。実害を受ける可能性が高いと証明できていないと指摘した。 ディズニーは2022年3月に成立した性教育に関する保守的な州法を批判し、デサンティス氏と対立した。州議会は「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」を管轄する委員会について、知事が委員を指名するよう制度変更し、ディズニー側が指名に関与できなくなった。