【NFL】49ers、オフシーズンにおけるQBパーディーとの長期契約延長を引き続き計画
今シーズンの成績が振るわなかったとしても、サンフランシスコ・49ersがクオーターバック(QB)に関する今後の計画を変えることはないようだ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが『NFL GameDay Morning(NFLゲームデー・モーニング)』で伝えたところによると、49ersはキャリア3年目のQBブロック・パーディーと今オフシーズンに長期契約を結ぶことを依然として計画しているという。
2022年NFLドラフトで最終順位にあたる全体262位で指名を受け、“ミスター・イレレバント”と呼ばれたパーディーは、4年の新人契約の3年目を迎えている。
その後、パーディーは小柄なシグナルコーラーとして自身の実力を証明し、49ersを2022年と2023年の2シーズン連続でチャンピオンシップゲームに導いた。昨季に関してはスーパーボウル制覇まであと一歩のところまでチームをけん引している。
2023年シーズン終了時には、リーグトップのパサーレーティングとアテンプト平均ヤードを記録し、MVP投票で4位につけたパーディーが、長期的に49ersの司令塔を務めることに疑いの余地はなかった。しかし、不運に見舞われた2024年シーズンによって確実視されていたことに疑問が生じている。
昨季と比べて今季のパーディーはパス成功率(69.4%から65.7%に)とタッチダウン率(7.0%から4.0%に)が減少。ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーやワイドレシーバー(WR)ブランドン・アイユーク、オフェンシブタックル(OT)トレント・ウイリアムスなど、数々のスター選手が長期間にわたって離脱する中、パーディーは信頼性の低い選手を頼り、弱体化したオフェンシブラインの後ろでプレーすることを余儀なくされてきた。また、2022年のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)タイトルゲームで肘の内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい/UCL)を断裂したパーディーも、肩のケガで1試合を欠場している。