職場で嫌われる人が「話しかける時」に添えないひと言・ワースト1
どんなに仕事で成果を出しても、周りから「評価」されなければ無意味である……あなたも、自分より能力が低い人がなぜか上司から高く評価されていて、イラッとした経験があるはず。ではこのような「なぜか評価される人」の“戦略”を、あなたは知っているだろうか。新刊『雑用は上司の隣でやりなさい』は「周りに実力を“評価させる”戦略」を初めて言語化した歴史的な一冊だ。職場で「実力を適切にアピールする「見せ方」の技術」をまとめた本書は、発売直後から賛否両論を巻き起こし、「こんな本が30年前に欲しかった」「人間の深層心理を突いている」「上司サイドにも対策が必要」などと話題沸騰中である。今回はその中から「職場で嫌われる人の共通点」についてお伝えする。 ● 「話しかける時」気を使っていますか? 皆さんは職場で先輩や後輩や上司にありますに何と言って話しかけていますか。またどういうタイミングを狙って話しかけるようにしていますか。 実はこの「話しかけ方」は、職場においてサイレント減点されかねない、重要なポイントです。 特に、話しかけ方1つによっては、相手から無意識のうちに評価を下げられてしまう可能性すらあります。 今回は職場で嫌われる人がやっている「話しかけ方の特徴」について説明していきましょう。
● 「今、大丈夫ですか?」は必須 あなたの職場には、「今大丈夫ですか?」と聞かずにいきなり話しかける人がいないでしょうか。 実はこれはサイレント減点リスクの高い話しかけ方なので、注意が必要です。 まず、基本的に大事なのは、職場にいる人は何かしらの都合があって、職場で作業していると言う前提でいることです。あなたの職場にはPCでサボっている人やスマホを見ている人がいるかもしれませんが、まずはその前提でいることは重要です。 そうでなくても、もしかすると、相手は5分後にオンラインの打ち合わせを控えているかもしれませんし、5分後に出かけるのかもしれません。他にも、アイデアを考えている最中で、誰にも話しかけられたくない状態ということもありえます。 そんな時にあなたがいきなり話しかけてしまうと、「相手の都合がわからない人なのかな」と思われてしまう可能性があるのです。 ● 同じ仕事でも「見せ方」で評価が変わる サイレント減点とは、「わざわざ注意はしないけれど、評価が下がってしまうこと」です。 このサイレント減点の怖いところは、「評価が下がっているのに、そのことを指摘されない」点にあります。 つまり注意されないまま、何度も何度も同じミスをしてしまう可能性があるということです。 職場で過ごす上では、「自分の見せ方」を常に意識していることが必要です。 同じ仕事量なら、見せ方が上手い人がどうしても評価が高くなります。今回であれば、同じ仕事の内容でも、たった1つの頼み方で評価が上下してしまうのです。 せっかく仕事を頑張っているのに、評価されないのはもったいないですよね。自分の見せ方を意識していなかった人は、ぜひ今日から意識するようにしてみてください。 (本記事は『雑用は上司の隣でやりなさい』の一部を抜粋し、著者への取材を加えた特別な原稿です)
たこす